で、そんな鳴り物入りで登場した瞬間に壇上でズッコケて、起き上がった瞬間に更にこむら返りを起こしてしまったかの様な、そんな DAIWA T3 ベイトキャスティングリールでは有りますが、勝手さえ判ってしまえば優秀なもので、今年も年初から京都桂川は鳥羽水門へと 2 釣行、初回は豆バス 1 匹、2 回目で以下画像内の約 41cm のブラックバスを連れて来てくれました。釣果としては寒いものの、あんな吹き晒しの河川敷に敢えて夜釣りに出向いている事自体が既に寒いので、最悪はデコる事を思えば、別に何でも無い事では有ります。

今年の 5 月頭辺りで丸 3 年、そして 4 年目を迎える私のルアー釣り暦ですが、今後はどの様な出来事と発見を、この DAIWA T3 と共に出来る事でしょうか。少なくとも、現時点では私の手許に有る 4 台 + 1 台のベイトリールの中に有っては構造上一番頑丈ですので、少なくとも当面は簡単にヘバってくれる心配も無いし、まぁ、壊れるなら壊れるで構いませんので、構わず壊すつもりで使って行こうかと思います。
長く使って居なければ知り得ない事、長く持って居なければ判り得ない感触、それは一時の出来心で手放してしまった人間が手にする事は叶わないのです。愛着ってのは、その先に生まれるものなんじゃ無いのでしょうか。ただ、今の所一番コストと手間を掛けて整備し切ったつもりの 04 ピクシーに付いては、仕様上の限界によって使うに使えない状態で放置していたりしますけれども。無茶なハイギア化の弊害か、極僅かなスプールへの負荷でもハンドルの巻きが重くなってしまうのです。完全に現在の釣行スタイルから外れてしまった格好で、さて、今後どう扱ったものやら、と。
以上、私は割れ物注意ちゃんでした。ばいばいきーん。