この日も、釣り大会に向けての練習が為に、
JR 近江高島駅下車数分の乙女ヶ池 & 大溝漁港まで早朝から出掛けて来たのですけど、昼下がり頃の撤収時までの間、ものの見事に掠りもしない様な完全試合の憂き目に遭ってしまいました。帰りの列車の中で御一緒させて頂きましたジェントルメンにお伺いした限りでも、相当な低水温と個体数の居なさが際立っていた様でした。が、釣れるアングラーには釣れている様で、ジェントルメン御自身は 40up を 1 匹、乙女ヶ池に居られた何方かは 55cm をキャッチされていたそうです。
で。一方の私は、その後に京都桂川は鳥羽水門に行き、タックルベリー伏見桃山店の閉店時間迄には間に合う程度に釣りをしようと、未だ日が暮れ切っていない時間帯辺りから暫く O.S.P ダンクをメインにルアーを放り続けていると、久しく振りかの微かな「コツン」と云う魚信。ロッド穂先に掛かる違和感にて、一応は魚は乗ってると判断し、ラインを兎に角手繰り寄せてみると、そこに付いていたのは 10cm 位かと思われる様な豆バス。実際には 15cm 程度は有るのでしょうか。同スポットでは、実に 2011-03-15 以来と成る坊主回避と成りました。
低温水期には当然の様に一極集中するで有ろう温排水周りも、季節が移行する頃には文字通りサッパリかの様で、しかし直近 1 週間の降雨に依る増水と濁り、そして水温低下の折には恐らく鳥羽水門に退避するで有ろう‥という皮算用に当たるので有れば、未だもう 1 匹位は釣れるだろう。いや、もう 1 匹位釣れて下さいよ、と云う勝手な願望も有って、もう少しの間だけ粘ってみる事にし、そして後から来られたらしいアングラー 1 名の存在に半ばイライラしつつ、色だけを変えた O.S.P ダンクをキャストし続けていると‥
今度はピックアップ寸前の、ものの水面 30cm 下辺りにて、ガツンっと云う感触と共に何やら穂先が重たくなったものですから、それが何かを考慮せず、そのまま水面上に抜き上げてみると、後に適当に計測してみた限りではジャスト 40cm 程度のブラックバスでした。わざわざフィッシュクリッパーを使用しているのは、手掴みをすると丁度 O.S.P ダンクのトリプルフックが私の指を引っ掻いてしまう様な位置に掛かっていた為です。以前は、似た様なシチュエーションにて左手親指辺りが血塗れに成ってしまいましたので。
琵琶湖でデコっとき乍ら、京都桂川では釣れるだなんて‥いや、決して桂川での釣りに精通している訳では無いんですけど、まぁ、こんな日も有ると云う事なんでしょう。そんな 1 日でした。