先日、一昨年暮れに他界された大先輩を偲ぶ会に出席した。
会は音楽の演奏会。
大先輩の若き日の歌ってる姿をバックのスクリーンに映し、様々なバンドが偲んで演奏した。
私たちのバンドは何故かトリで延々続く演奏の中、お世話になった大先輩の動く姿を見て、泣き止む事無く呑み続けた。
この日の前日に、何故か左の写真のギターが連れて行けと言うので、この彼女を連れて行った。
1920年代のアメリカ製のアーチトップのパーラーギターで、小さくて可愛いけど、極太三角ネックで、あまりライブ向きでは無い。
しかし、我々の出番まで、少し盛り上がりに欠けていた時間が嘘の様に、我々の演奏は意外に盛り上がった。
大先輩もさぞかし楽しんで頂けた様に感じた。
ここぞという時に、何故か助けてくれる、頼りになるウチの年長ギターでした。
恐らく米寿位の年齢です。
ギターにも、そして大先輩にも感謝の気持ちを伝えられた一日でした。
Xanadu
-
輪郭のぼやけた毎日が
踏み出す足を鈍らせる
言い訳塗れの夢でもいい
コンパス代わりに握っておけ
宛て無き楽園を目指す
亡者の群れ
果て無き荒野を照らす
ナイフの様な月
Xanadu
甘く匂い立つぬかるみが
疲れた足を滑らせる
もういっそこのまま溺れてもいい
このぬるま湯に浸っていたい
まやかしのオアシスで泳...
5 年前
0 件のコメント:
コメントを投稿