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2010-02-26

引っ掛けるも引っ掛かるも、それは人が故


ベリサインという名前のみをポンと出して、一体どれ位の人が頭の中でそれを SSL 証明書という単語と結び付けられるものでしょうか。何気なく普段から利用しているものの名称を逐一気にする事など、状況に依っては「集中力を欠く」状態とされるかも知れません。けれども、知らないが故に奪われ、備えが足りないが故に騙され、そしてまた我々は事後に悔やむのでしょう。きっと、延々と。

で、昔は趣味・今は仕事としてもウェブに携わる者として「フィッシングサイトとそうでないサイトを区別できますか ?」という日本ベリサイン社のプロモーションサイト内コンテンツに付いて、当然の如く解けるであろう前提で試してみました。とはいえ、実質的に同社商品の有効性を強調するが為の演出ですので、意気込んでまで挑むものでは有りませんでした。

まぁ、何度も何度も緑色のバーそのものが信頼の証であると念押しするのは良いのですが、あくまでそれは各インターネット閲覧用ブラウザが「そう表示する様に設計されている」だけであり、もし今後、そのウェブブラウザに「アドレスバーを不正に操作出来てしまう」脆弱性などが発覚してしまった場合、必要以上に刷り込まれた情報に依って、人々はまたしても財産を掠め取られる事に繋がるのでありましょう。

それでも、自分だけは無関係で居られるのでしょうか。貴方に於かれましても、偶然降りかかる悪意とは、あくまで他者の不運でしかないのでしょうか。こと、マーフィーの法則というのは実に良く出来たものであると、今更ながらにそう思う事が有ります。

‥うむ。睡眠不足な上に無理して何か書こうとしても全くまとまらねぇ。つまりどういう事なんですか、俺。

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